クリーニング店での「裾上げ」や「洋服お直し」にご関心のある皆様、はじめまして！私たちはネットで洋服お直しを提供しています「お直しコム」です。
当ページでは、クリーニング店にズボンの裾上げやスカートの丈詰めなどの洋服お直しを依頼することをお考えの皆様に向けて、そのメリット・デメリットを分かりやすくお伝えしていきます。開業以来、数十万点以上の裾上げを提供してきた、洋服お直しのプロとしての見解を述べさせていただきますので、きっとお役に立てると思います。ぜひ最後までご覧ください。
クリーニング店に洋服お直しは依頼できるのか？
そもそも街中で見かけるクリーニング屋さんに、ズボン裾上げやTシャツ着丈詰めなどの洋服お直しを依頼することはできるのでしょうか？
裾上げ等を依頼できるクリーニング店は多い
当店がリサーチした上での見解を申し上げますと、「お店によるが、チェーン系店舗を中心に多くのお店で受け付けている」です。残念ながら統計データはありませんが、少なくとも当店が調べたクリーニング店ではそのうち60％以上のクリーニング店において、洋服お直しを受け付けていました。
クリーニングのついでに裾上げを希望したり、ほつれのある礼服ズボンを修繕・クリーニングをしてから保管したい等、クリーニングと洋服お直しは関連性が高いのでしょう。多くのお店で裾上げ等を依頼することができます。
なお洋服お直しを受け付けているクリーニング店では、当店に「洋服リフォーム」「パンツ裾上げ」などの“のぼり”やポスターが掲げられています。近所のクリーニング店の店先をぜひチェックしてみてください。
クリーニング店に裾上げを依頼した場合の料金や納期は？
多くのクリーニング店がクリーニングだけでなく、裾上げなどの洋服お直しを受け付けていますが、「洋服お直しを依頼できる＝クリーニング店で洋服お直しをしている」では決してありません。
ほとんどのクリーニング店は、自店舗内に洋服お直しができる専門スタッフや職人を抱えていません。また縫製ミシンも保有していません。
ではどのように洋服お直しを提供しているかと言うと、大半のクリーニング店は提携している洋服お直し店や個人の縫製職人に外部委託(外注・アウトソーシング)しています。具体的には、受付と引き渡し等、依頼主とのやり取りはクリーニング店が行い、肝心の洋服お直しの実作業は外部で委託先が行っているわけです。
クリーニング店の多くは、洋服お直しを外注しています
その為、クリーニング店に裾上げを依頼した場合のお直し料金は、洋服お直し店に直接依頼する場合に比べて、若干割高になる場合がほとんどです。依頼主と洋服お直し店の間に、クリーニング店が入ることで、クリーニング店が得る手数料(仲介料・紹介料)が上乗せされる為です。クリーニング店もビジネスとして洋服お直しを受け付けているので、これはどうしても避けられないことです。
クリーニング店に洋服リフォームを依頼した場合のメリットは？
クリーニング店における洋服お直しサービスの実態・概要をご理解いただいた上で、ここからは具体的にメリットとデメリットを整理していきましょう。まずはクリーニング店に洋服お直しを依頼する場合のメリットからです。
クリーニング店は店舗数が非常に多く、手軽に裾上げを依頼しやすい
クリーニング店が全国に何店舗くらいあるかご存知ですか？取次店を含めると、その数は約10万店と言われています。頻繁に見かけるコンビニが約５万店と言われていますので、コンビニの２倍もの店舗があることになります。すごい数ですよね。
近所に必ずあるのがクリーニング店のすごいところ
洋服お直し店の店舗数は残念ながら全国統計がありませんが、クリーニング店のほうが圧倒的に多いことは間違いありません。きっと皆さんがいまお住いの街を見渡した場合、クリーニング店はすぐに２～３店舗は思い当たるでしょうが、洋服お直し店は１軒も浮かばないかも知れません。依頼のしやすさや手軽さで言えば、クリーニング店の方が圧倒的に高いと言えるでしょう。
洋服リフォームとクリーニングを同時に依頼できて、便利
ヘビーユーザーの方であれば、週に複数回訪れることも珍しくないクリーニング屋さん。そのついでに洋服お直しを依頼できるのは大変便利なことです。裾上げや丈詰めをした後に、そのままクリーニングもしてしまいたいアイテムがある場合は特に便利です。洋服お直し～クリーニングのコンビネーションサービスが受けられるのは、クリーニング店が提供する洋服お直しの最大のメリットでしょう。
クリーニング店に裾上げを依頼した場合のデメリットは？
メリットの次は、クリーニング店に洋服お直しを依頼する場合のデメリットを整理していきましょう。主に洋服お直し店に直接依頼する場合と比較しながら、解説していきます。
クリーニング店の裾上げ料金は割高になる可能性が高い
前述の通り、クリーニング店は洋服お直しを外注していることが多いため、どうしてもクリーニング店が得る中間マージンが上乗せされている可能性が高いです。その為、洋服お直し店などの一般的な裾上げ料金よりも、割高になりがちです。これはビジネスモデル上、避けられないことです。
逆にクリーニング店の洋服お直しサービスなのに安価な場合は、外注先の洋服お直し店や縫製職人さんが得ている報酬がかなり低い可能性があります。そのような場合は、外注先が本来かけるべき手間や作業を省いている可能性があります。料金の安さに喜んで依頼する前に、お直し品質が正常か、必ず確認した方が良いでしょう。
クリーニング店の洋服リフォームの納期は遅くなる可能性が高い
納期に関しても、洋服お直し店に直接依頼する場合に比べて、若干遅くなってしまう場合が多いでしょう。理由は明確で、お直しするアイテムをクリーニング店うから外注先の洋服お直し店や縫製職人さんまで運ぶ手間・時間に加え、お直し後にアイテムを外注先からクリーニング店にまで戻す手間・時間が必ず発生してしまう為です。
お直しするアイテムの運搬という、洋服お直し作業には直接関係のない工程に時間がかかるのは少しもったいないところですが、外部で作業を行う限りこれも避けられません。急いでいる場合や〇日までに必ず仕上げてほしい等、明確な納品希望がある場合は向かない場合が多いでしょう。
裾上げを依頼する時に、洋服お直しに詳しいスタッフがいない
クリーニング店で洋服お直しを依頼する際、接客・受付を担当するのは当然クリーニング店のスタッフです。前述の通り、ほとんどのクリーニング店では自前で洋服お直しを行っていませんので、基本的にクリーニング店のスタッフには洋服お直しに関する深い知識や実務経験はありません。
洋服お直しは専門知識が無いとほとんど理解できません
その為、お客様が希望しているお直しが実現できるのか・できないのか？、できない場合は他に方法はないのか？、できる場合でももっと良い方法はないのか、その場合、費用はいくらかかって、納期はいつになるのか…など、知識や経験に基づく、質の高い提案はまず期待できません。
洋服お直しは、イチから服を作るよりも高い技術を要するとも言われる専門性が求められる世界。あなたに細かい要望があったり、お直し前にしっかりと相談したい場合は、知識や経験を有している洋服お直し店に直接相談したほうがベターでしょう。
お直し完了後の受け取り時にお直し内容の確認がしにくい
裾上げ等の洋服お直しが完了した後、依頼主にアイテムを引き渡すのも当然クリーニング店のスタッフです。その為、万一引き渡されたアイテムに「なんか変だな」「ここはなぜこのような仕上りなんだろう？」と不備や違和感を感じた場合でも、その状況をその場で解決することは難しいでしょう。お直し作業に関わっていないクリーニング店のスタッフでは的確に応答することが難しい為です。その為、運が悪い場合、なんとなくモヤモヤしながら帰ることになってしまう可能性があります。
まとめ：裾上げは洋服お直し店に直接依頼するのがベター
ここまで、クリーニング店における洋服お直しサービスの概要と、クリーニング店に洋服お直しを依頼する場合のメリットとデメリットを述べてきましたが、いかがでしたでしょうか？
「洋服お直しを依頼する」ことが目的であれば、店舗数が圧倒的に多く、クリーニングのついでに依頼できるクリーニング店が優勢であると言わざるを得ません。しかし、本来の目的は「洋服お直しを依頼する」ことではなく、「(コストと見合った)質の高い洋服お直しサービスを受ける」ことだと思います。その目的を果たす為には、やはり洋服お直し店に直接依頼するほうが明らかにベターであると当店では考えます。多くのクリーニング店が洋服お直しを自前で提供していないので、当然と言えば当然です。できれば「洋服お直し店を探して、直接依頼する」ことを私たちは強くお薦めします。
裾上げや丈詰めは洋服お直し店に依頼するのがベター
もし「街を歩き回ったり、ネットで検索したけど、近所に洋服リフォーム店が無いよ」とか「近所に洋服お直し店はあるけど、あまり良いイメージが無くて…」という方は、私たち「お直しコム」など、ネットの洋服お直しサービスを検討されてみてはいかがでしょうか？
当店「お直しコム」はすでに数万人の会員様がご利用されており、コロナ禍を経て「裾上げはネットで依頼する」は一気に一般化しています。オンライン裾上げサービスを活用して、おしゃれを楽しみませんか？皆様のご利用を楽しみにお待ちしております。
※当記事はあくまでも当店の調査を踏まえた内容であり、全てのクリーニング店に該当するわけではございません。ご利用店に直接お問合せの上、お客様ご自身でのご判断をお願いいたします。
