スラックスのファスナーの修理や交換にご関心のある皆様、はじめまして!私たちはネットで洋服お直しを提供しています「お直しコム」です。

当コラムをご覧になられているあなたはきっと今、スラックスのファスナーが動かない・取れてしまった・壊れてしまった…など、ファスナーに何らかの問題が生じていることと思います。

 

スラックスのファスナー交換の事例をご紹介します

スラックスのファスナー交換の事例をご紹介します

 

当コラムでは、当店にご依頼いただいた「スラックスのファスナー交換」のお直し事例をご紹介しながら、ファスナー修理のポイントを分かりやすくお伝えしていきます。開業以来、数十万点以上の洋服お直しを提供してきた、プロとしての見解を述べさせていただきますので、きっとお役に立てると思います。ぜひ最後までご覧ください。

※ファスナーは、ジッパーやチャックなどと呼ばれることもありますが、当記事ではファスナーに統一して表記いたします。

※当コラムは2023年11月にリライトしています。

 

まずは「ファスナーの各部位」の名前を学びましょう

実際にご提供した「ファスナー交換」のお話をする前に、以降の内容をスムーズにご理解いただくために、まずはファスナーの基礎知識をお伝えしたいと思います。

 

ファスナーの各部位の名称

ファスナーの各部位の名称

 

上記の画像の通り、一般的なファスナーは大きく分けて3つの部位から構成されています。

指で掴んで上下にスライドさせる部位のことを「スライダー」、スライダーによって開いたり閉じたりする噛み合わせの金属部分を「エレメント」、エレメントの周囲を支える生地部分を「テープ」といいます。スライダーの部分をファスナーと呼んでいた方が多いと思いますが、それぞれの部位には列記とした名前がついているのですね。

この3つだけ覚えていただければ、「スライダーがエレメントから外れてしまった」とか「エレメント周りのテープが裂けてしまった」など、お客様のファスナーにどんな問題が生じているのか、より明確にお直し業者に伝えることができます。

 

スライダーが壊れてしまったファスナー

ファスナーの基礎知識を付けていただいたので、ここからは実際のお直し事例に話を進めましょう。

 

ファスナー交換をご依頼いただいたスラックス

ファスナー交換をご依頼いただいたスラックス

 

今回、当店にファスナー交換のご依頼をいただいたのは、こちらのメンズスラックス。

一見、なにも問題が無いように見えますが…よ~くファスナー部分を見るとスライダーが完全に取れて無くなってしまっています。勢いよくスライダーを引き上げた時に外れてしまったのでしょうか、このままだと“社会の窓”が完全に開いた状態になってしまい、履くことができません。かなりお困りの状況だったと思われます。

このような場合、残念ながら一度取れてしまったスライダー部分を再度取り付けることはできません。スライダーだけでなく、エレメント、テープを含むファスナー全体を取りつけ直すことになります。

 

ファスナー修理のやり方は?自分でもできる?

では具体的にスラックスのファスナー交換のやり方をご紹介しましょう。

ファスナー交換は・・・①故障してしまったファスナーをスラックス本体から取り外す→②スラックス本体に新しいファスナーを正しい位置に固定する→③固定した位置からずれないように慎重にミシンで縫製する→④ファスナーが正常に動くか確認する・・・という工程で行います。

 

スライダーが取れてしまったスラックス

スライダーが取れてしまったスラックス

 

必要な設備・用具としては、新品のファスナー、縫製をとりはずすためのリッパ―や糸ハサミ、ファスナーを正しい位置に固定するためのマチバリ、直線縫いミシン、生地と同じ色の糸あたりでしょうか。洋裁をされている方であればご自宅にあるものばかりかと思います。ファスナーも手芸専門店であれば見つけることができます。

こうして書いていると、「なんだ簡単そうだし、うちの母ちゃんでもできそうじゃん!」と感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながらほとんどお母様にはファスナー交換はできません。洋服のお直しは洋服をゼロから作るよりも難しく、技術を要します。ファスナー交換も然りです。技術に相当な自信をお持ちの場合以外は、洋服お直し店に依頼されることを推奨します。お仕事で履くような、大切なスラックスならなおさらですね。

 

ファスナー修理の料金はどれくらい?

では洋服リフォーム店にスラックスのファスナー交換を依頼した場合、利用料金はいくらくらいになるのでしょうか?お直しにかかる費用はもちろんお店によって異なりますが、今回のご利用に際して、お客様が当店(お直しコム)にお支払いになられた料金は以下の通りです。

 

<お直し料金>
スラックスのファスナー交換(2,590円・税込2,849円) ※交換用の新品ファスナー代金を含む

<往復の送料>
お客様からお直しコムへの送料(実費) ※往路。お直しコムへの支払いはナシ
・お直しコムからお客様への送料(490円・税込539円) ※復路。お届き先により異なります

 

以上の通り、お直し料金が約2,900円、返送料が約500円で、当店へのお支払い総額は3,400円ほどです。ズボン裾上げの「三つ折りステッチ仕上げ(890円)」等に比べると費用は若干かかりますが、ファスナーが原因で履けなかったスラックスが復活するのであれば、コストパフォーマンスは十分なのではないでしょうか。生地・デザインや着用感が気に入っていたスラックスであればなおさらですね。

 

約1週間でスラックスのファスナー故障を解消できる!

お直し価格の次に気になるのはお直しに必要な時間=納期ですね。いくらリーズナブルでも「いま混んでいるので数週間かかります…」では、あまり意味がないですもんね。当店の「スラックスのファスナー交換」は納期Bですので、当店への入荷から1週間程度でお直しを終え、お客様へお返しすることができます。

 

ファスナー交換して履ける状態になったスラックス

ファスナー交換して履ける状態になったスラックス

 

具体的な例でお伝えすると、スラックスが水曜までに当店へ入荷すれば、翌週の月曜にお客様の元へ発送いたしますので、ほとんどのお客様には翌日の火曜午後にはファスナーが復活したスラックスを履いていただけます。

なお、お直しコムでは業務の繁閑に関わらず、お直しメニュー毎に明確に納期を定めています。ご依頼時に「どれくらいで返ってくるのだろう?」と不安になることはありません。

 

ジーンズやスカートのファスナー修理もできる?

今回の事例ではメンズスラックスのファスナー交換を提供いたしましたが、「スラックスのファスナー交換」のサービスページに記載の通り、レディーススラックスもお直し可能です。

また「ジーパンのファスナーも直してほしい」「チノパンのファスナーを交換したい」との多数のリピーター様からのご要望にお応えして、ジーンズやチノパン、カーゴパンツなどカジュアルパンツのファスナー交換も提供しています。従って、当店ではほぼ全てのズボン・パンツのファスナー交換ができる状態となっております。ジーンズ、チノパンなどカジュアルパンツのファスナーのことでお困りの方は、ジーンズのファスナー交換をぜひご利用ください。

 

ジーンズのファスナー交換も通常メニューとして提供中!

ジーンズのファスナー交換も通常メニューとして提供中!

 

また2023年8月からは、スカートのファスナー交換も提供を始めました。スカートのウエスト部分のファスナー故障・破損でお困りの方は、ぜひご利用くださいませ。

 

スラックスのファスナー交換に興味をもたれた方はこちら

今回は、実際に当店へご依頼いただいたスライダーの外れたスラックスの事例を用いながら、「スラックスのファスナー交換」のやり方・料金等をご紹介してきました。

 

ネットで裾上げするなら、お直しコムに決まり!

ネットで裾上げするなら、お直しコムに決まり!

 

壊れたファスナーを新品に取り換えるという、大変シンプルなサービスではありますが、履けなくなったスラックスが履けるようになる嬉しさは他に代えがたいサービスだと自負しております。

当店お直しコムであれば、お直し料金:2,500円程度の費用でファスナーが原因で履けなくなったスラックスを復活させることができます。ファスナーの不調が原因でクローゼットやタンスにしまいっ放しのスラックスはございませんか?そんなスラックスがお手元にある方は、ぜひ当店にご依頼ください。長年のストレスが簡単に解消できるはずです!お直しコムの人気サービススラックスのファスナー交換」のご利用を、楽しみにお待ちしております。

 

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