本日は当店で実際に提供した「スキニーパンツの裾上げ事例」を交えながら、スキニーパンツの「お薦めの裾の長さ」「裾上げのやり方」「裾上げにかかる料金」などについて、お伝えしていきます。
今このページをご覧になられている方の多くは、「初めてスキニーパンツを裾上げするけど、丈の長さはどれくらいがいいの?」とか「スキニーの裾上げをどこかに依頼したいけど、いくらくらいかかるんだろう?」とか「スキニーズボンて、裾上げテープで丈詰めしていいんだろうか?」などの疑問やお悩みを持って検索された方が多いかと思います。きっと参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までお読みください♪
スキニーパンツにオススメな裾(丈)の長さとは?
スキニーパンツの裾上げをするにあたり、まず最初に頭を悩ませるのは「裾(丈)の長さ」ですね。実店舗で購入したのであれば、試着時に販売員さんに相談したり、アドバイスをもらえるかも知れません。しかし、ネットショップやメルカリ、ヤフオク等のオークションサイトで購入したり、ユニフォームとして職場から支給された場合はそうはいきません。ご自身で長さを決める必要があります。
結論を申し上げますと、スキニーパンツにお勧めの長さは「ノークッション」です。スキニーパンツの魅力はそのスッキリしたフォルムですが、この魅力を引き出す(またはぶち壊さない)為には、裾もスッキリさせることが大切です。裾が靴に触れることが無く、くるぶしがギリギリ隠れるくらいの短めの裾がピッタリ合います。夏場には「ノークッション」の状態から更にもう一折り、ロールアップしてみましょう。爽やかさがアップして、スッキリした印象を与えることができます。
なお「スソ幅が細いパンツは裾を短めに、反対にスソ幅が太いパンツは裾を長めに」がセオリーです。“スキニーの裾は短めに”はこのセオリーにもしっかり合致していますね。裾上げ時の裾の長さに迷ったら、ぜひセオリーを思い出してください。
なお、ひと昔前にスキニーパンツの裾をシワが出来るくらいクシャクシャして履いている女性やギャル男さんがいらっしゃいましたが、セオリーに反しているからか、現代では完全に間違った着こなしとなっています。注意しましょう。
スキニーパンツに裾上げテープを使うのは簡単にそう見えますが・・・
裾の長さが決まれば、次は裾上げのやり方・方法です。ミシンを持っていない方がすぐに浮かぶのは、裾上げテープでの裾上げではないでしょうか?実際、裾上げテープはその手軽さがウケて、近所の100円均一ショップやスーパーマーケットをだけでなく、ネットでもAmazonや楽天にて手軽に手に入れることができます。
しかしながら裾上げのプロの立場からは、スキニーパンツを裾上げテープで裾上げすることは強くお勧めできません。「裾上げテープは簡単そうに見えて、実はその取り扱いが難しく、正確に・綺麗に取り付けるのは難しい」「何度か履いたり、洗濯しているうちに外れてしまう恐れがある」などいくつかお薦めできない理由はありますが、一番の理由は「カッコ悪いから」です。
こちらは裾上げテープで裾上げしたスキニーパンツです(手前)。奥にある裾上げ前の裾と比較してみると、いかがでしょう?本来あるはずの裾端のステッチ(縫い糸)が無くなることで、ノッペリした印象となり、非常にカッコ悪くなってしまっています。
スキニーパンツはスッキリとした印象を与えることができるパンツですが、ステッチまでスッキリ無くしてしまうのはNGなのです。画像のアイテムのように、特にパンツ本体のカラーとステッチの色が異なる場合は絶対に裾上げテープでの裾上げはやめ、ミシン縫製でしっかりステッチを出しながら裾上げしましょう。裾上げテープでの裾上げはやむを得ない場合だけにされることをお薦めします。
スキニーパンツの裾上げはステッチ仕上げかアタリ残しがオススメ
ではスキニーパンツをミシン縫製で裾上げする場合は、どのように依頼すれば良いのでしょうか?
最も定番な縫い方は「三つ折りステッチ仕上げ」です。こちらはカジュアルパンツに対して施される、最も一般的な裾上げの方法です。お直し費用も比較的お値打ちで、縫製の強度が強い、とてもリーズナブルなお直しです。ただし、スキニージーンズなど裾端にアタリがある場合は、裾上げ時に裾をカットすることによって、アタリが完全に無くなってしまいます。
「裾上げ後もスキニーパンツのアタリを残したい!」という方には、裾端のアタリを残して裾上げできる方法をお薦めします。当店では、「デニム裾再現仕上げ(1)-お得にアタリ残し型」 と 「デニム裾再現仕上げ(2)-ステッチそのまま型」 の2種類のサービスをご用意しています。これらは「三つ折りステッチ仕上げ」よりは値は張りますが、裾上げ後もアタリをキープすることができます。DIESELやAGデニムなど、キレイなアタリが付いたデニムの裾上げをお考えの方には特にオススメいたします。
スキニーパンツの裾上げ料金はいくらくらい?
ではスキニーパンツの裾上げにはいくらくらいの費用が掛かるのでしょうか?実際に当店でお直した事例を使いながら、スキニーパンツの裾上げにかかった料金をご案内します。
ユニクロのウルトラストレッチスキニージーンズを裾上げ
最初にご紹介するのは、ユニクロのウルトラストレッチスキニージーンズの裾上げ事例です。恐らく日本で一番売れているスキニージーンズですね。ちなみにこちらはレディースです。
当商品はジーンズという名称ですが、非常にストレッチが利いたニットパンツのような一品。伸縮性の高いアイテムのため、ご自宅で家庭用ミシンできれいに縫製するのは実はとても難しいアイテムです。そんな時は無理せず、私たちにお任せください。以下のようなお値打ちな料金でジャストサイズに裾上げをご提供できます。
提供サービス:ズボン裾上げサービス
基本サービス:三つ折りステッチ仕上げ(790円・税込869円)
自動追加サービス:該当なし
⇒お直し料金の合計:790円 ※配送料・消費税は別途
当パンツは生地とステッチが同系色だったので、三つ折りステッチ仕上げでも全く問題なし!でした。わずかなコストでスキニーパンツに適した短めの裾を手に入れられます。
DIESELのスキニーデニムをアタリを残して裾上げ
次にご紹介するのは、DIESEL(ディーゼル)のメンズのスキニーデニムパンツの裾上げ事例です。
こちらのジーンズは画像の通り、デニムらしいデニムで、裾端にはキレイなアタリが付いていました。お客様は裾上げしてもこのアタリとステッチを残したかったのでしょう。当店の以下サービスをご依頼いただきました。
提供サービス:ズボン裾上げサービス
基本サービス:デニム裾再現仕上げ(2)-ステッチそのまま型(2,690円・税前)
自動追加サービス:該当なし
⇒お直し料金の合計:2,690円 ※配送料・消費税は別途
「三つ折りステッチ仕上げ(790円・税前)」と比較すると、約2,000円くらい高額な「デニム裾再現仕上げ(2)-ステッチそのまま型」ですが、ディーゼルユーザーの方には大好評で約8割の方はデニム裾再現仕上げをご依頼いただきます。せっかくの高級デニム、あなたもアタリを残して裾上げしませんか?
AZUL BY MOUSSYの黒スキニーパンツを裾上げ
最後にご紹介するのは、AZUL BY MOUSSYの黒スキニーの裾上げ事例です。スキニーとMOUSSY!というイメージの方は多いのではないでしょうか。
こちらも1点目のユニクロのストレッチデニムと同様に、三つ折りステッチ仕上げにて裾上げしました。生地とステッチが同じ色ですし、そもそもアタリがあまり付いていないのでこちらで十分ですね。
提供サービス:ズボン裾上げサービス
基本サービス:三つ折りステッチ仕上げ(790円・税込869円)
自動追加サービス:該当なし
⇒お直し料金の合計:790円 ※配送料・消費税は別途
パンツの購入価格に少しプラスするだけで、スッキリ感を大幅アップすることができます。少しでも長いなと思ったスキニーは迷わず裾直しを依頼しましょう!
裾が長いスキニーパンツの裾上げは当店まで
今日はスキニーパンツの裾上げだけをテーマに、「裾の長さ」「裾上げのやり方」「裾上げ料金」をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
スキニーパンツはストレッチが利いていることも多く、またスソ幅が狭いことで、なかなかご自身でミシン縫製をするのは難しいアイテムです。その為、当店には毎日たくさんのスキニーパンツの裾上げのご依頼をいただいております。
当店では、日本全国のご自宅や勤務先からお送りいただく定番の「家からコース」に加え、ネットショップから直接当店にお送りいただける便利な「店からコース」もご用意しています。あなたのライフスタイルに合ったコースで、裾の長いスキニーパンツをスッキリ裾上げしてください。スキニーパンツの裾上げ・お直しは、実績多数のお直しコムまで!皆様のご利用をお待ちしております。