本日は先日当店にてご提供した「リーバイス(Levi’s)のデニムパンツ(511)の裾上げ事例」を通じて、「リーバイスのパンツを裾上げする際のポイント」、そして「当店にご依頼いただいた場合の裾上げの料金・納期」について、ご紹介します。

 

デニムと言えばリーバイス(公式ネットショップから引用)

デニムと言えばリーバイス(公式ネットショップから引用)

 

この記事をご覧になっている方の多くは、「ネットショップでリーバイスのズボンを買ったけど、どうやって裾上げを依頼したらいいのかな?」とか「ネット通販でジーパンを買ったけど、裾上げしてくれるお店って無いかな?」と検索された方々が多いかと思います。きっと参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までお読みください♪

※当コラムは2021年7月にリライトしています。ぜひご覧ください。

 

裾上げを提供したのは、リーバイスの「511」

今回裾直しをさせていただいたのは「リーバイスの511」。リーバイスの数あるラインナップの中でも世界で最も売れていると評判の人気のモデルです。やや太めで無骨な印象のあるリーバイスですが、こちら511は少し印象が異なります。太ももから裾周りにかけて細身で、長くすっきりしたラインを楽しめます。キレイ目なシルエットが好まれる今のニーズにあったロットナンバーですね。

 

リーバイスの中でも特に人気のある511(公式ネットショップから引用)

リーバイスの中でも特に人気のある511(公式ネットショップから引用)

 

実際に生地に触れてみると、伸縮性のあるデニム生地が使われていることが分かります。ただ単にシルエットがスッキリキレイ目なだけではなく、ストレッチ性もあり、動きやすい・履きやすいアイテムですね。他にも、ジップフライで股上が浅くなっていたり、細めのベルトループによって、ウエスト周りもスッキリ見せるなど、ディテールまでこだわりを感じます。世界中で愛されているのも納得ですね。

 

Levi’sの丈詰めに「裾上げテープ」は絶対ダメ!

今回のご依頼はご自宅から当店に発送いただく「家からコース」でご利用いただきました。

ご自宅での裾上げと言えば、100均でもおなじみの「裾上げテープ」での裾直しが定番しつつあるかと思います。裾上げテープは便利なアイテムですが、今回のジーンズのように裾の表地にステッチ(ミシンの縫い目)が出るボトムスの場合は、裾上げテープでの裾上げは絶対にやめた方が良いです。

 

たくさんの裾上げテープが販売されている(楽天市場より)

たくさんの裾上げテープが販売されている(楽天市場より)

 

と言うのも、裾上げテープは裾を裏側に折り曲げて、糊で止めるだけなので、デニムパンツの特徴である裾のステッチが完全に消えてします。裾にステッチの無いデニムは…見るも無惨なルックスになってしまいます。裾上げテープでのお直しは、絶対にやめておきましょう。

 

家庭用ミシンでのリーバイスの裾直しはまず不可能!

じゃあステッチを出す為に、家にある家庭用ミシンで裾上げすればいいんだ♪と思った、アナタ。10分後にはきっと絶望していることでしょう。そうです、リーバイスのようなデニムパンツの裾は、家庭用ミシンではまず縫えません。

厚い生地を縫える家庭用ミシンは確かにありますが、生地が何枚も重なる脇の山がまず越えられません。無理に越えようとすると生地の厚みからなる堅さに負けて、ミシン針がポキポキ折れるだけでなく、釜などミシン本体も甚大なダメージを受けてしまいます。ジーンズの裾上げは、工業用ミシンを保有する当店のような洋服お直し店に任せてしまうのが賢明です。これは間違いありません。

 

リーバイスの裾上げには、ステッチ糸にも特にこだわる

今回のお直し予約は「三つ折りステッチ仕上げ(790円・税込869円)」でご依頼いただいておりました。リーバイスなどの本格的なジーパンの裾上げは、お直し直後にチェーンステッチミシンによるアタリ(裾のダメージ加工)が無くなってしまうのがタマにキズですが、今回は通常よりもやや太い糸を採用することで、リーバイスらしさをできるだけキープさせていただきました。

 

当店にて裾上げをご提供したリーバイスのデニムパンツ

当店にて裾上げをご提供したリーバイスのデニムパンツ

 

ちなみに、画像を見て頂くとお分かりいただけるかと思いますが、ステッチのカラーリングもばっちり合わせております。(しっかり吟味しているので、お直しコムは、糸色に関するご不満・クレームは殆どいただくことがございません。消えてしまったアタリについては…何度か着用・洗濯をされることで、自然なよいアタリが徐々に付いてくると思います。ぜひ長く愛用してあげてください。

 

今回のご利用に際して、こちらのお客様が当店にお支払いになられたのは・・・

<お直し料金>
・「三つ折りステッチ仕上げ(790円・税込869円)」
・「裏地あり」などの自動追加サービスは該当せず

<往復の送料>
お客様からお直しコムへの送料(実費) ※往路。お直しコムへの支払いはナシ
お直しコムからお客様への送料(490円・税込539円) ※復路。当店から大阪府の場合

上記の通り、合計で1,280円(税込1,408円)でした。今回は1点のご注文でしたので、やや割高に感じられるかも知れませんが、本格的なデニム裾上げをこの価格で受けられるのならば、高い買い物では無いと自負しております。大切なデニムこそ、裾上げ専門店にご依頼いただきたいです。

 

アタリ(裾のダメージ加工)を残したリーバイスの丈詰めも可能!

今回のお直しは「三つ折りステッチ仕上げ(790円・税込869円)」でご提供したため、裾上げ後に裾のアタリ(ダメージ加工)が無い状態となってしまいました。しかしながら、当店ではアタリを移植することで、裾上げ後も裾端にアタリを残すことができるお直しも提供しています。こちらのコラム「ジーンズのダメージ加工を残して裾上げ」「デニム裾再現仕上げ(1)-お得にアタリ残し型」デニム裾再現仕上げ(2)-ステッチそのまま型て詳しくご紹介しておりますので、「裾上げ後もアタリを残したい」「アタリが残せないなら裾上げしたくない」というニーズをお持ち方はぜひご覧ください。

 

当店の「デニム裾再現仕上げ」で裾上げした後の裾です。アタリが維持できています。

当店の「デニム裾再現仕上げ」で裾上げした後の裾です。アタリが維持できています。

 

Levi’sの裾上げにかかる時間・納期は?

デニムの裾上げが得意なのはわかったけど、納期はどれくらいなんだろう?とご心配の方もおられると思います。今回のお直しは「納期A」でしたので、なんと最速で入荷の翌々日に裾上げを終え、お客様の元へ返送します。もし水曜に入荷したら、週末には履いて頂けることになります。裾がスッキリしたリーバイス511で週末のおでかけをお楽しみください♪

 

納期Aの場合、最速で入荷の翌々日に発送しております

納期Aの場合、最速で入荷の翌々日に発送しております

 

リーバイスなどジーパンの裾上げは当店まで

今日は「リーバイス(Levi’s)の511の裾上げ事例」を通じて、「リーバイスのパンツを裾上げする際のポイント」「当店にご依頼いただいた場合の裾上げの料金・納期」についてお送りして参りましたが、いかがでしたでしょうか?

511はとても質の高い優秀なデニムパンツですので、しっかり体型に合ったサイズにお直しして、できるだけ長く履きましょう。そのためにも、正確・丁寧に裾上げしてくれる洋服お直し店を選ばれることを強くお薦めします。

当店は511だけでなく、501や503などリーバイスの裾上げ実績多数です。リーバイスの裾上げ・丈詰めはお直しコムまで!皆様のご利用を心よりお待ちしております。

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